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ギターミキサーアンプ

プリアンプ(ミキサー)

ギターピックアップ、マイク、USB、AUXの4音源をMIXします

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回路図です。

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ギターピックアップとマイクは全く同じ回路で、ゲインも同じです。入力レベルが異なりますので当然ですが つまみの位置は大きく異なります。R13とR17、R14とR18が組になっていますのでせれぞれは同じ値でないと音が中央になりません。 値を減らすとゲインが上がります1/2にしたい場合は200kオームに2倍にしたい場合は50kΩにします。ただしゲインを上げるとノイズも大きくなりますし、直列に入ったカップリングコンデンサーのインピーダンスも無視できなくなりますので10kΩ位が限界と思います。

USBとAUXはR15とR19、R16とR20が組みです。

レベル調整で合わせられますのでこのままでも良いだろうとは思いますが・・・。

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USB音源は秋月さんのAKI.DAC-U2704を使いました。数年前に購入し眠っていたものです。 出力レベルはかなり低めです。PCM2704のデーターシートによるとバスパワーでも0.55x3.3vP-Pまで出力できるはずですが・・・。(まあこんなものだろうという音が出ましたので良しとして、しっかりした測定は省略したのでなにか設定間違いがあるかもしれません。)

コラム

練習用ギターアンプと常用観賞用アンプです。練習と言っても仲間がいるわけではありませんのでギター入力は1系統で十分ですが再利用のケースでしてすでに穴が空いていますのでボロ隠しに取り付けました。カラオケがお好きな方は一系統をマイク用にするのも良いでしょうね。手持ちのダイナミックマイク(AIWA DM-521)だと回路定数を変更せずにレベルMAXで何とか使えそうです。

ボッ、ボッ、ボッ、・・・、の音。昔はモーターボーディングと呼びましたが今では何というのでしょうか。ネットでこの言葉は見かけたことがありません。トランス式電源だと内部抵抗により必ず電圧降下しますが、電流制限はありませんので、ある電流値を超えるといきなり極端に下がる、ということはありませんでした。そのためかデカップリングはC・Rだけで何とかなりましたが今回は100Ωと1000uFでも効果ありませんでした。

次は完成内部