チャンネルデバイダー
記事一覧の7でCR型をご紹介いたしましたが今回はNF型にしてみました。音質に癖が出ないよう肩特性は緩やかにしています。 グラフではCR型とは違いが見られませんが肩の部分が若干尖っているはずです。
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ハイパスフィルター特性図 2679Hz |
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ローパスフィルター特性図 3215Hz |
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参考:CRハイパスフィルター特性図 3014Hz |
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参考:CRローパスフィルター特性図 3014Hz |
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ハイパスとローパスの周波数が異なりますが聴感上での決定です。ローパスフィルターはスピーカー内蔵のディバイダーより上まで、ハイパスフィルターは下までを目安にしています。(スピーカーの取説にはフラットアンプを2台使用すると良いとの説明があります。) 回路図です |
フィルター定数の計算は面倒です。1回だけならまだしも、大抵は何度も計算する羽目になります。
そこで大川電子設計さん( http://sim.okawa-denshi.jp/Fkeisan.htm)のサイトを使わせていただいています。 大川電子設計さんには大いに感謝いたします。
このサイトですと簡単に何度も計算できます。抵抗、キャパシターの定数組み合わせを変えるとフィルター性能が大きく変わることがわかります。癖が出そうだなとも想像がつきます。手持ちの部品定数を考慮しながら変更して楽しめます。
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