電源回路
HIチャンネル側のスタンバイ機能が基板の都合上使えませんので12V電源そのものをON-OFFします。そのため電源コンデンサーへの突入電流が電源スイッチに流れます。恒久的には(また2年ぐらい使うつもりです)スイッチの接点が耐えられないと思いますので接点保護を入れます。スイッチON時には4.4Ωを通じてピーク電流3Aで電源コンデンサーに充電し、1秒程待ってから4.4Ωをリレー接点でショートします。低音用アンプはその後スタンバイ解除される様にタイミングを取ります。
考察
電源コンデンサーのチャージ過度電流は無視できません。実験中の短い期間では問題が起きないことがほとんどでしょうが年月が経つと不具合が起きてきます。30年ほど前の話ですが、本題とは全く関連のない装置で、本体側からの電源を5Mほど離れた有線リモコン内のたった10uFのコンデンサーに対して入切を1日当たり数回繰り返したところ、数年で接点がエグれて接触しなくなりました。出荷台数の多い製品だったので対処に大変でした。Copyright © 面白半分