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◎RL78プロジェクト作成 初期設定 3

R5F100LGAFB

温度湿度計を作ります。センサーはAM2320またはDHT20、液晶表示はAQM-1602でIICバスに接続します

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コード生成ー周辺機能

初期設定のクロック発生回路画面です。左側にプロジェクト・エクスプローラーが出ます(設定によっては消えます)のでコード生成 周辺機能を開きます。 クロック発生回路~電圧検出回路の項目が現れます。

この内今回設定するのはポート、シリアル、ウォッチドッグタイマ、 リアルタイムクロック、の4項目です。(すでにクロック発生回路と電圧検出回路は設定されています。念のため確認しても良いでしょう。

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シリアルの設定

転送モードをシングルマスターにします。設定はデフォルトです。

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リアルタイムクロック

使用する、24時間制、初期設定値を記入、定期割り込みを1秒毎、とします。

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ウォッチドッグタイマ

「使用しない」とします。

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ポートの設定

この内使用する分だけにチェックを入れます。例えば、P4ではP40に、P6では0と1にクォーテーションマークが入って「使用しない」まま変更できませんが、これは このI/Opinで他の機能をすることが決まっているためです。クォーテーションマークにカーソルを当てると説明が出ます。

開発環境

E2Studio(Version: 2022-10 (22.10.0))、Gccコンパイラ(4.9.2.202201)です。

pinの設定

必要な機能をpinに割り当てるのですがポート(単純な入出力)は最後に設定するのがやりやすそうです。例えばIIC(IICA0)を「使う」にするとP60、P61はポート機能設定ができなくなります。 残ったpinを入出力に設定するのが早道です。ただしパラレルLCDでは最低4bitは並んでいないとしかも0~3bitでないと非常に使いにくいと思います。8bitデータの操作だとなおさらです。

動作クロック

16MHzで動作させていますが特に根拠はありません。表示がうまく出来ずタイミングをいじっている時にそして表示可能になった時たまたま16MHz設定だっただけです。 24MHzでもそのまま動作するかも知れません。32MHzではwait関数自体を弄るか引数を変更する必要があります。waitの呼び出しは数多いのでwait関数自体を変更したほうが 早いでしょう。

次はいよいよ制作