R5F100LGAFB
温度湿度計を作ります。センサーはAM2320またはDHT20、液晶表示はAQM-1602でIICバスに接続します
開発環境
E2Studio(Version: 2022-10 (22.10.0))、Gccコンパイラ(4.9.2.202201)です。
液晶表示部
パラレル接続ですと最小配線数の4bitモードでもデーター4bitとR/S、E と6pin必要です。IICバスに接続すると配線が極端に楽になり間違いが起きにくいです。 AQM1602にはバリエーションがありますが写真の2つはソフト上は全く同じに使えました。ただし、Aタイプにはピッチ変換基盤というのが用意されていてここに 表示機に必要なキャパシターやプルアップ抵抗が入っています。Yタイプには基板が用意されていませんのでこの配線が必要です。もともとは1602Aだけのつもり でいましたがこの変換基板にはLCDそのものにあるリセット信号が取り出されていません。開発中にIIC機能がハングアップしたらしいときE1からリセットをかけることが 出来ません。MCU側はCPUもIICもリセットされますがLCDは停止したままです。カーソルが表示内で点滅していると動作していると勘違いしがちですが通信は出来ませんので いちいち電源を切らないとなりません。Aタイプは端子ピッチが狭いですがYタイプでは端子ピッチが100milですので配線しやすいため購入してみましたが結局 Aタイプも改造することになりました。温度湿度センサー DHT20
以前AM2320を使ったことがありますが秋月さんのカタログから消えていましたので、多分同じように使えるだろうと選んだのがDHT20です。データ要求の手順は似て非なるものでした。 データシートの読み出し手順1は思うようならず、無視しても実用上問題ないようなので諦めました。P5_bit.no2等
本来の機能とは関係ないビットを操作していますが、これは言わばLチカデバッグ用でありまして、オシロスコープのトリガです。オシロのIICトリガー機能を使っても良いのですが 私のオシロは古いものでして(今どきのものは使ったことがないのでどれだけ便利になっているのか知りませんが)スレーブアドレス指定でスタートコンディションスやトップコンディション 位しか指定できません。同じアドレスに繰り返し細切れにアクセスする場合には使い勝手がよく有りませんのでトリガー点を絞るために空きポートを使います。
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