要らなくなったイケアの電池式人感センサーライトをAC100V動作にしました。
制御電源は5VですのでUSB型の(皆様のところでも多分余っているでしょう)電源を利用してAC100VのLED電球を駆動します。
点灯時間が20秒弱ですから用途によっては不足しますので2分弱に伸ばします。
◎メーカー参考図
メーカーの参考回路図です。手書き赤字がイケア基板の部品番号です。R10(イケアR13)が時間設定です。TX≒24576 × R10 × C6 が時間ですので抵抗値に比例することがわかります。コンデンサーの容量はわかりませんが(実測しなくても逆算すればわかります)現在の9.1KΩを2倍にすれば時間も2倍になる勘定です。
R9(R12) はタイムアウト後の受動禁止時間です。実測では2秒程度でした。
電源は電池3本で4.5Vですので3端子レギュレーター:78L05は使っていません。
出力はNPNトランジスタ負荷に4個のLEDが実装されていましたが不要なので取り外し、1つは動作確認モニター、もう一つはフォトトライアックの駆動用に引き出しました。
R3はCDSセンサーにしてR2と組み合わせて雰囲気が明るいときだけ動作するための端子です。
フォトトライアック単体では実効負荷電流100mA程度ですので不足しますのでトライアックをカスケード接続することになります。秋月電子さんのキットに価格も含め丁度良いのがありましたのでそちらにしました。
◎秋月電子さん組み立てず抜粋
IN+をイケア基板の5V(説明手順6の写真上部赤リード線)、IN-をGND(同写真の黒)に接続します。
秋月基板のR1(330Ω)は100Ωに変更します。(330のママでも動作するとは思いますが若干ドライブ不足になると思います)イケア基板に100Ωが載っていますので合成で200Ω、実測18mA程度流れます。
フォトトライアック単体では秋月さんキットのTLP561でも、また手持ちにあったS21ME3でも実行出力電流はMAX100mA程度です。LED電球でも100W型と呼ばれるもので200mA弱流れますし、スイッチON時の突入電流は数倍位以上流れる(未確認)と思いますので単体では実用になりません。
どちらもゼロクロス型ですのでAC100Vのサインカーブが0V(付近)でしかONになりません。従ってノイズ発生が少なく、突入電流にも若干有利になると思います。